サルヴォダイアリー

SARUVOの製作日記
「SARUVOのジュエリー・ワークショップ」
　

27.Nov.2010

＜11月の歌舞伎＞

SARUVOのお客さまに
お得な情報がのったXmasカードをお送りしています。
戻って来ているカードもございますので
届いていないお客さまはお知らせください。

バレッタリングの原形製作中！！

ゲオルギウスブレスにTバータイプリリース！

新作「全能カエル」リリース！

ＳＡＲＵＶＯアウトレット

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「国性爺合戦」（こくしょうじじいがっせん）
じゃありませんよ。
近松門左衛門の名作「こくせんやかっせん」です。

明の国が滅亡にひんし、帝の妹が日本に逃れ
以前追放した忠臣の一家に助けられ
明に戻って再興を果たすってお話です。

舞台が中国だったり日本だったりするので
衣装やセットが華やかできれいです。

17世紀に文楽で大ヒットして、すぐに歌舞伎になり
ロングランを記録して近松の代表作になりました。

さすが近松、奇想天外、悪い奴らをやっつける
スカットする単純さは、ヒットの要素満載です。

＜国性爺合戦＞

よく出来た脚本というのは
洋の東西を問わず、時代も超えて共通です。
ちょっとぐらい寝ちゃっても、ちゃんと話がわかります。

それに弁当幕とか寝場とかが無くて
一幕に必ず一回は必ず盛る　ってところが
私のような怠惰な客にも受けるんですね。

主人公　和藤内は団十朗さんです。
イイ歳をして無頼を気取るバカ息子で気苦労が絶えません。

この人はとかく「声が悪い」「滑舌がよくない」などと
言われますが、私はこの人の声が好きなんですよね。

「寝かすようになっったら芸も一人前」と
よく言いますが、団十朗さんはまさにそれ！
気持ちよく寝られます。
ヘタなやつは寝てもいられませんよ。

あ、それとうるさいばっかりでヘタくそだったツケ！
ずいぶん上手くなりました。
前から三列目のツケのすぐ近くでしたが、耳障りでなくなりました。
もっとも、もうひとりの年嵩の人の方が断然イイ音ですけど。

11月26日まで国立劇場

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