6th model ＜Luke＞と＜Marco＞＜Matthew＞ の製作過程です。

　S・Gシリーズ３部作＜マルコリング＞の原型製作過程です。

はい、中石はお馴染み 人工ルビーです。 好きなんですよ、この色 石枠をまきます。	石が入るシェルを作ります。 完全な球状です、分厚いです。 攻殻機動隊です。	２つのシェルが出来ました これに透かしと模様を 入れてゆきます。
下部の半球に石枠を 設置します。	上部半球に透かしと 模様を刻みます。	リング部分を作ります ルカと同じタイプの デザインです。
		９月中旬リリーズ予定です。 お楽しみに！！
下部半球にマルタクロスの 透かしと彫刻を刻み リングと接合します。	完成 2パーツです。

*

　S・Gシリーズ３部作1stモデル＜Luke＞

Synoptic Gospels(共観福音書)とは
新約聖書を構成するマルコ、マタイ、ルカによる3つの福音書です。
それぞれの考え方、立場からイエスの行動、哲学を語っています。

STEP1

銀の板を鉛板の上で叩き、リングの上部を作ります。
このオーバルの微妙な形がこだわりで腕の見せ所です。
思ったようなシェイプが取れました。

STEP２


＜ルカ＞リング、ペンダント原型の全パーツ

作っていうちに乗って来て一気に完成させてしまいました。
上左がリング本体、これに右上のクロスが入って左前にある
透かしのフタがかぶさります。
この後リングとケース下部を分離して星のバチカンのついたペンダントの原型になります。

ケースは長手方向で17mm位しかない小さいものです。
バリエーションはシルバー+クロスk１８とオールk１８の２タイプになる予定です。

石を使わず貴金属の魅力のみで見せる事に挑戦しました。
組み上がると繊細華麗でとても素敵です。

８月下旬発売予定です、御期待下さい。

＊


S・Gシリーズ３部作２ndモデル＜Marco＞

STEP1

「マルコ」はY字チェーンのペンダントです。
８ｍｍルビーの入った花のケースが先端に下がり
上部にマルタ・クロスのバチカンがつきます。

STEP２

＜マルコ＞ペンダント原型の全パーツ

ルビーのカバーの花弁に透かしを切って
ウラブタにシンプルなクロスの透かしを入れました。
真っ赤に写るのでスイスの国旗のようになってとても可愛いいです。

上のマルタ・クロスはY字チェーンのカナメのバチカンで
ここにほっそ〜いチェーンが通って真直ぐにルビーのトップが下がります。
小さいですがとても目立ちます。

「ルカ」ペンダントと同時に９月上旬には発売予定です。
御期待下さい。

STEP3

原型修正です。

「マルコ」のバチカン（上左）が小さすぎて着用するとよくわからないのと
強度に不安が有った為、ひと回り大きく変更しました。

同じくボツになった「ルカ」ペンダントのバチカン（上右）
に合わせてみたらこれがピッタリ！
２型共用になりました。

めでたしめでたし。

＊

S・Gシリーズ３部作3ndモデル＜Matthew＞

STEP1

やっとS・Gシリーズ３部作の最後＜マタイ＞リングの製作が始まりました。
このパーツはリング上部のバイオレット・サファイアの入る石枠の部分です。

このクロスは全面からくさになって中石の上にかぶさって
外周部にはモノグラムが刻印されてリング全面にダイヤメレーのように
花のリベットが取り囲む予定です。

この石枠を中心に据えて両脇にもオーナメントが入る
かなり大振りなリングになります。
なおこのサファイヤはカラーチェジします。


STEP2

WAXでウデ部分を削り出しました。
両肩にアレキキャッツにそっくりの色のトンボ玉が入ります。
そして中石がひと回り小さいカット石に変更になりました。
一番手前のスモーキークオ−ツのも捨てがたいので２種類用意するかも知れません。

STEP3

ついに原型が完成！
リングのまん中からニュッと生えている立爪に
ヴァイオレット・サファイアが留まりその上に右のドームが乗ります。
両肩に乗るトンボ玉はしぶいムラサキ色に変更になりました。

アー大変だった、フラッグシップの「マエスタ」よりも時間がかかった。
まさにギリシャ正教の司祭がしていてもおかしく無い迫力。
２月末には発売いたします。
それにしても我ながらよくできました。
お楽しみに。

っとホッとしていたらキャスト屋さんから電話。
「こんな複雑なの型とれないヨ〜」
急ぎ送り返してもらって全４パーツだったのを
さらに分割して７パーツにしました。
発売は２月２８日ぎりぎりになりそうです、ふぅ〜。

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