SARUVO diary

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3.Dec.2011

＜渋温泉2＞

新作 IISUS RINGS リリース!!

新作 MARTA RINGS リリース！

◇

渋温泉からちょっと山に入った「地獄谷野猿公苑」に行ってみます。
ほら、映画「ライフ」の始めに紹介された
雪の中、温泉に入るお猿さんで有名な所ですよ
って　実はわたし、行くまで知らなかったんですけど。

4kmほどですがズーっと上り坂なのでタクシーを呼びました。
杉林の狭い山道を登ります、この道は冬は通行止めで
雪の季節はもっと北の別の道から上がるそうです。

震災以前はたくさんの外国人が来ていたが
原発事故でパッタリ来なくなった　と運転手さんが言っていました。

タクシーを降りてから10分ほど河を遡って公園入り口に
特に囲いはありません。
無料のロッカーがあったりして親切です。

入場料500円を払って中に入ると、もうお猿さんがいます。
餌付けされているので、食べ物をねだったりしないのはもちろん
人間に全く『無感心』です。

写真を撮ろうと近付いても無感心ですが
何気なくスッと向きを変えたり、子供を抱えて後ろを向いたりします。
それはまるで「アンタもそんな無神経な事されたら嫌でしょ？」
と言われている気がします。

それがとても知的な感じで、こんなお猿さん達を見たのは初めて。
とても興味深い体験です。

お猿さんの入る温泉は意外とちっちゃくて
映画のように厳しい雰囲気ではなく
ホノボノしてました。

でも自然は厳しそうです。
河は急流で鋭く尖った岩がゴロゴロ、いたるところに落石があります
これで雪が降ったら大変です。
でも、映画で言っていた「温泉に入れるのは力のあるグループだけ」
と言うのはやっぱり嘘だな　ＢＢＣ。

だって歴代のリーダーの写真が飾ってあるように
一つのグループだけしかいないようです。
そのリーダー達の面構え、国会議事堂の人たちよりズッと立派です。

帰りは下りなので湯田中駅まで6kmほど歩いて降りました。
再び長電で長野へ戻ります。
この鉄道はロマンスカーやら中央線やら、いろいろな電車が
走っているので有名なので、鉄チャンがたくさんいます。

本当はこの後「うだつ」で有名な古い町並みが残る
海野宿に行く予定でしたが時間がないし
面倒なのであきらめて善光寺に行きました。
はじめて来ましたが良い雰囲気の門前町ですね。

本堂地下の真っ暗な中、手探りで廻る「戒壇巡り」をして
しっかり結印の鍵穴を探り当て『お金ください』
と御願いして夕焼けのなか歩いて長野駅に向かいました。

この辺は明治、大正のレトロな雰囲気で統一した町並みで雰囲気がいいのに
こんな所にも高層マンション建てちゃうんですね?
土建屋政治は早く駆逐してほしい！

6時半ごろの新幹線で大宮へ
まだ早いので大宮で降りてみました、初めて。
いや～いかがわしい（笑）
中野と小岩と蒲田を合わせたような猥雑さ。
気に入っちゃいました、また日を改めて探検に来ヨ。

ハイ、久々の秋の旅も終わり。

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